黄ぐすみに有効な成分とは
黄ぐすみが起こってしまったら真っ先に取り入れたいのがコスメの対策です。
必要なことは抗糖化成分が入っているかどうか。
糖化はタンパク質と糖が構成されるAGEsと呼ばれる黄ぐすみの原因となる物質に変化します。その合成を防ぐ役割を果たしてくれるのはセイヨウオオバコ種子エキス、カミツレ花エキス、またコウジ酸配合のコスメなどがあります。
特にコウジ酸が配合されているものは市販のものだけではなく、皮膚科でも使用するケースがあるなど医学的に認められている成分です。コウジ酸配合の乳液やクリームを使うと肌に透明感が出て、潤いを与えてくれるというような物が数多く販売されていますので、そういったものを選択してみるのも良いでしょう。
黄ぐすみに有効なハイドロキノンとは黄ぐすみ対策として、知っておきたいもう一つの成分があります。それがハイドロキノンです。スキンケア商品の代表的存在で黄ぐすみを解消し、肌を透明感のある美白へと変化させてくれることで有名な成分です。このハイドロキノンですが、もともと薬剤として使われていた成分なので、単純に肌を白くするというだけでなく抗酸化作用が期待できます。ハイドロキノンを浸透させることで黄ぐすみだけでなく、そばかすや色素沈着、肌の紅潮などにも対応しています。この成分はフェノールの酸化によって生成されるもので、水に溶けやすい性質の成分となっています。
日本でも厚生労働省が使用することを許可していて、安全面においても全く問題ないので安心です。
体の内面からも黄ぐすみ対策を！
ここまでは、コスメに配合されているような成分ばかりをご紹介してきました。
しかし、黄ぐすみは皮下組織の中から改善する必要がありますので、サプリメントなどの内服タイプを用いて対策を行っていくことも効果的です。
特におすすめしたいのがビタミンCとトラネキサム酸です。
ビタミンCはとても有名なので改めて説明する必要もありませんが、肌のハリや潤いを与え、しみ、そばかす、黄ぐすみ対策に最適な成分です。またメラニンの抑制効果もあるので、色素沈着などで色のくすんだ状態を改善する効果があるとされています。
そして、もう一つ注目したいのがトラネキサム酸です。
こちらはあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、アミノ酸を取り集めて結集された成分で、サプリメントタイプとして水と一緒に服用することで体内のアミノ酸を増加させ、タンパク質を作り出す働きがあります。
そして体に取り入れることで抗炎症作用やアレルギー抑制作用がありますので、肌への影響も良いとされています。
こちらは内服、または外用と両方の使用が可能な成分となっています。最近はやりの飲む日焼け止めサプリメントでは、シダ系やパイナップル系、ニュートロックスサン系の成分が配合されています。 飲む日焼け止めについても勉強 しておいてください♪
