昔と比べて紫外線が強くなっている?

ここ数年は地球温暖化が叫ばれていて、それに伴い、紫外線量も強くなっている傾向にあります。
昔の紫外線量を数値化したものがないのであくまでも推測でしかありませんが、3、40年前に比べて10%から15%程度は上がっているのではないかと言われています。

日本では紫外線量のデータを取り始めてから20年ほどしかまだ計測されていませんが、それでも1990年の時から比べて8.9%も増加したという気象庁のデータが残っています。
つまり、それだけ肌トラブルが紫外線によって起きやすいということが言えます。
昔に比べて化粧品や乳液の保湿力も格段にアップして、しっかりとケアを行っていればそこまで深刻な状態になることもありませんが、油断していると、あっという間に紫外線の影響を受けて肌が老化していってしまう環境にあるということも言えるでしょう。





紫外線から肌の老化を防ぐには

日焼け止め紫外線をカットするには、乳液やクリーム化粧水選びが大切です。
また、最近は洋服や傘などでUVカットの加工が施されたものも数多く登場していますね。
UVカット素材が果たしてどこまで本当に、紫外線の影響を受けないかは定かではありませんが、ポリエステルやウール素材は比較的UVカット効果があると言われているので、意識的に取り入れたいところですね。

そして何と言っても肌を直に守るには、化粧品や日焼け止めクリームの存在が欠かせません。
日差しが強く、紫外線の強いシーズンでは日焼け止めクリームや化粧水を使用しましょう。紫外線のカット量を表したSPFの値が高いものを使用して、できるだけ紫外線を排除したいところです。

最善策はやはり日焼け止めクリーム!

紫外線を長時間浴びてしまうと、肌の組織を形成するコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。
イメージとしては、紫外線を浴びることによって活性酸素が悪さをしてコラーゲンやエラスチンが踏み潰されてしまうといったイメージでしょうか。
この活性酸素が厄介な存在で、コラーゲンやエラスチンを減らすだけでなく肌組織に存在していたメラニン色素を変色させてシミや赤み、肌荒れの原因となってしまいます。
肌の老化が進む難敵ともいえる存在です。

紫外線から肌の老化を防ぐには、長時間浴びないことが何よりも大切で特にコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分があって、活性酸素を抑制する働きのある日焼け止めが有効です。