肌の老化の原因とは
年齢を重ねるごとに子供の時のような弾力のあるプルンとした肌というのは陰を潜めていくばかりですね・・・。
弾力だけでなく、艶がなくなってシワも目立ってくるという方もいるでしょう。この肌の老化は自身による影響と外的要因の2つに大きく分けられます。
自身による最大の要因は、食生活などを含めた生活習慣です。
肌の老化が進む原因はストレスの蓄積や喫煙の継続、また野菜を摂らずにコレステロールの高いものや脂質の多いものばかり食べていることで体内のビタミンやミネラルが不足して、肌を形成するコラーゲンが減少してしまうということが考えられます。
これらはすべて自分の意識次第で改善可能なものばかりです。
とはいえ、「子供の時の方がむしろ甘いものばかり食べていて、食生活は乱れていたような気もするけど・・・」という意見も聞かれます。
確かに食生活が急激に変わったわけではないのに、肌が変化していってしまうということもあるでしょう。
それは年齢を重ねるごとに活性酸素が皮膚組織を酸化させてしまうということが要因です。
皮膚が酸化してしまうことを出来るだけ防ぐには、細胞を活性化させて活性酸素のダメージを受けにくい体質にする必要があります。
それを行うには普段から運動を行い、基礎代謝をアップさせることが大切です。
外的要因による肌の老化
外的要因は主に紫外線と大気汚染の2つが挙げられます。
昔に比べて60代や70代でも肌が若いという高齢の方が多くなっていますね。
それは紫外線や大気汚染に対応した肌組織を生成する化粧品やクリームがとても進化したということが挙げられます。紫外線によって肌が老化してしまう原因が活性酸素ということを突き止めてから、それに対応した商品が数多く販売されています。
具体的には紫外線から守る働きがある紫外線吸収除去剤、酸化を防ぐシリコンフリー、活性酸素を防ぐビタミンC誘導体など、肌のトラブルを守るものが登場したことが肌年齢が全体的に若返っている要因といえるでしょう。
このように肌の老化を防ぐ商品は数多く登場していますが、乾燥肌になって保湿性のある化粧水を使ったり、血色が悪くなって血行促進作用のある医薬品を使ってもなかなか治らないというケースもあります。
紫外線を長時間浴びることによって光老化と生理的老化が合わさって、メラニンが活発化してしまい黒ずんだり、黄ぐすみのような症状になってしまいます。
肌への影響は蓄積によるトラブルの発症が多いため、一筋縄でなかなか治らないものばかりですので、日々のケアがとっても重要になってきます。
