黄ぐすみかどうかが知りたい!
30代から40代ぐらいになって肌荒れや出来物等に悩まされている方も多いことでしょう。
その肌トラブルの一つに黄ぐすみと呼ばれる症状があります。
肌が黄色く、くすんだ状態になり身体的な痛みはないものの、顔色が悪く、化粧のりが悪くなるなどの悪影響があります。
果たして、自分の症状が黄ぐすみなのかどうかの判断基準ですが、紅潮や黒ずみとは違い、卵の黄身のように黄色の斑点やシミのような痕が浮き出てきたら、それは黄ぐすみの可能性がとても高いです。
黄ぐすみが起こると2、3日で治るというようなものではありません。毎日のケアを行ってき数ヶ月後にようやく解消されていくという症状です。
そもそも黄ぐすみはなぜ起こるの?
黄ぐすみはタンパク質と糖が結び付くことによって、カルボニル化現象と呼ばれる糖化反応が起こっていることが主な要因です。
これは肌の表面だけに起こっている症状ではなく、むしろ肌組織の内部にある真皮の中で起こっている症状なので内部組織が変化を起こし、外まで色の変化が浮かんでしまっているというのが黄ぐすみの原因です。
つまり、表面だけをケアするよりも体の中から改善する食生活を意識したり、浸透性のある化粧水やクリームも使っていき、対処していくことが必要となります。
特に寝ている間に肌への浸透性を高めてくれるものが有効です。例えば、酸化を防ぐヒアルロン酸入りのクリームやビタミンの配合した化粧水などが対策として効果的です。
化粧水などは紫外線を受けずに肌の組織が再生される就寝前に使用するのが1番浸透しやすいと言われています。
黄ぐすみが起こりやすい人とは
黄ぐすみがタンパク質と糖の影響があるということをお伝えしましたが、具体的にどのような人がなりやすいのかご紹介していきましょう。
- 甘いものが好きで毎日食べている
- 食生活のバランスが悪く菓子パンなどで1食満たすことがある
- お酒やタバコ、頻繁に摂取している
- デスクワークなどで普段運動していない
- 睡眠不足
- ストレスが溜まりがち
- 野菜や果物を普段ほとんど取らない
- 化粧水のあまり使用しない
- 日中紫外線の強いところで過ごすことが多い
このような事項に該当する方は黄ぐすみになりやすい傾向にあります。
できるだけ代謝を良くして糖質を控えることが大切になっていきます。
また、コラーゲン生成に必要なヒアルロン酸やプラセンタなどが配合されている乳液や化粧水を摂取することで徐々に黄ぐすみが解消されているはずです。